あいする金沢。

日々「好き」が増す金沢のこと、私なりに。

玉響(たまゆら)。


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“日が落ちた輪島の海。

月明かりが静かに動く波間を優しく照らす様を

表している。

月を沈金技法の点彫りで、その周りを沈黒、

波を浮線象嵌で仕上げることで、

現代的でかつ繊細さが表現された作品である。”

 

じっくり見ていると、

輪島の海の夜が浮かんできます。

たまゆら」という言葉を調べると、

「ほんのしばらくの間」「一瞬」「かすか」

という古語だそう。

輪島の海の美しい一瞬を切りとった姿…

 

《玉響(たまゆら)》

輪島塗 山岸 一男 作