2021-10-03 日本橋。 好きなもの 少し前の読売新聞の日曜版。 日本画家の小村雪岱が描いた 泉鏡花「日本橋」の装丁と、 他の鏡花作品の装丁が載っていました。 二人の交流は長年続き、 鏡花の墓のデザインも雪岱が手がけたそう。 雪岱にとって鏡花は、作品だけでなく その人となりも含め、一生近くにいたいと 思える存在だったのでしょう。 日本橋の賑わう河岸に飛び交う無数の蝶。 そして花街の四季。 繊細でありながら大胆な意匠。 余談ですが、「資生堂」の独特な書体も 雪岱のデザインです。 去年だったかな、NHKの日曜美術館でも 小村雪岱の特集をやっていました。 テレビの前に正座して鑑賞(^^)