あいする金沢。

日々「好き」が増す金沢のこと、私なりに。

読書

薬も過ぎれば毒となる。

最近本を読むペースがのろのろで、 なかなか進みませんでした。 塔山都氏の薬剤師毒島花織シリーズの2冊、 「薬も過ぎれば毒となる」「甲の薬は乙の毒」 やっと読了です^^; 薬剤師が推理するので、身近なテーマが多く とてもおもしろかったです。 シリーズは…

この世にたやすい仕事はない。

本を読むペースがゆっくりになってきたので また積読本が増えてます^^; 津村記久子氏の「この世にたやすい仕事はない」 読了です。 ストレスで体を壊し、長年勤めた仕事を辞めた 主人公が、短い期間でいろんな仕事を経験します。 「ちょっとヘンな仕事」も自…

店長がバカすぎて。

早見和真氏の「店長がバカすぎて」読了です。 題名が気になって気になってたまらなかった。 カバーのデザインもナイスです。 書店が舞台で、そこの店長がバカで、 いろいろやらかして、振り回される話かと 勝手に想像してました。 そういう場面もありますが…

月曜日の抹茶カフェ。

青山美智子氏の「月曜日の抹茶カフェ」読了です。 「木曜日にはココアを」の続編ともいえる物語で 川沿いのマーブルカフェがキーポイント、そして 今回は東京と京都を結んでいます。 解説にもありましたが、連作短編なんだけど 長編を読んでいるような満足感…

赤と青とエスキース。

友達からすすめられた「赤と青のエスキース」 読了。 青山美智子氏の作品でした、気になったわけだ。 一枚の絵をベースにした壮大な物語。 描いた人、モデルの人、描いた人にモデルを 紹介した人、いろいろな人を巻き込みながら 日本とメルボルンが繋がって…

コーヒーブレイクに読む喫茶店の物語。

喫茶店がテーマのアンソロジー、25のはなしが 収められています。 ホロッとしたり、ドキドキしたり、ん?と 思ったり、長編を読むのとはまた違った 楽しみが。 まさに、コーヒー片手に読みたい本です。

高山右近。

東急スクエアのうつのみやの古書コーナーへ。 出会いがありました、今回は「高山右近」。 キリシタン大名として加賀藩にいた期間は 長くないようですが、数々の功績を残した彼。 それくらいの浅い知識しかないので、 もう少し深掘りしたくて選びました。 昭…

二人の嘘。

一雫ライオン氏の「二人の嘘」読了です。 うつのみやで「高山右近」を買った時、 話題書のコーナーに「金沢が舞台」とPOP付で あったので、迷わず手にした一冊。 どっしりと長編でしたが、次を読みたい衝動に 駆られながら読みました。 女性裁判官と、その女…

俺ではない炎上。

浅倉秋成氏の「俺ではない炎上」読了。 「六人の嘘つきな大学生」がおもしろかったので 次の作品を用意してました。 もしかして、最新作なのかな。 全く身に覚えがない間に殺人犯にされてしまった 男性の逃亡劇。スピーディーな展開&一部 時間軸のズレもあり…

木曜日にはココアを。

青山美智子氏の「木曜日にはココアを」読了です。 東京とシドニーを結ぶ12の色のはなし。 「マーブルカフェ」を軸に、少しずつ繋がりながら くるりと一周して最初に戻ります。 今回も楽しませていただきました。 最後はちょっとホロッと。

星がひとつほしいとの祈り。

原田マハ氏の「星がひとつ欲しいとの祈り」読了。 女性を描いた7つの短編集です。 決してハッピーエンドてはないけれど、 涙が出そうになりながらもあたたかい読後感の はなしばかりでした。 特に「沈下橋」は、物語もさることながら 四万十川に48架かる「沈…

小説新潮。

こういうの、文芸誌というのですね。 「文藝春秋」くらいしか知りませんでしたが 書店でリサーチしたらいっぱいある。 いろいろ探して浅倉秋成氏の読み切りがある 「小説新潮」を買ってみることに。 読みたいことろだけを読めるのも魅力なので ちょこちょこ…

六人の嘘つきな大学生。

これも映画化されるんですね。だから 読んだわけではなく、その前から読みたくて 積読チームに入ってました。 感想は…悪くない。 悪くないというか、キモチのよい一陣の風が 吹いたみたいな読後感でした。 ほんの一角だけを見ても、その人の本当の姿は 見え…

お探し物は図書室まで。

スルスルとあっと言う間に読了。 読み終わってカバーを見たら、カバーもしっかり 話とつながっていて、「なるほど!」と思うこと しきり。 こんな図書室があり、こんな司書さんがいたら 私も訪ねたいです。 「何をお探し?」

傲慢と善良。

久しぶりに読書のキロクです。 映画化もされるので、 ずっと読みたいと思ってました。 いざ読み始めたらなかなか進まず、読了まで 2ヶ月もかかってしまった。 人間の本質を突きつけられたような、なんとも 考えさせられる内容でした。

妖怪金魚の。

奈良、大和郡山市の「とほん」さんのサイトで ひとめぼれしたブックカバー。 「妖怪金魚」というネーミング通り、 かわいいけどちょっとコワイ、薄気味悪いけど かわいい金魚たちがたくさんです。 小さなおまけもついていて、うれしい限り。 ありがとうござ…

それからはスープのことばかり考えて暮らした。

吉田篤弘さんの「それからはスープのことばかり 考えて暮らした」読了です。 なんだろう、なにげない日常のはなしなんだけど、 景色が浮かび、色や空気感を感じました。 サンドイッチが食べたくなり、 あたたかいスープが飲みたくなりました。 ココロ穏やか…

レモンと殺人鬼。

くわがきあゆさんのレモンと殺人鬼、読了です。 久しぶりのミステリーもの、 二転三転四転がすごくて伏線もたくさんあり どんどん引き込まれていきました。 最後まで、え、こういう展開!?という感じで。 ミステリー好きならぜひ!

旅屋おかえり。

原田マハさんの「旅屋おかえり」読了です。 依頼を受けて、旅に出られない人のために おかえりさんが旅をするというはなし。 ただ旅をするだけではない、依頼者の気持ち、 旅路での出会い、おかえりさんの気持ちの変化等 あたたかさにあふれたはなしでした。

アノニム。

原田マハさんの「アノニム」読了です。 アート、建築のプロ達によるウラの仕事を 疾走感と共に。 ウラの仕事といっても誰かのために、 アートの未来のために。 舞台は香港。 香港、大好きで以前はかなりの回数行きました。 場所を思い出しながら、懐かしく楽…

わたしの美しい庭。

凪良ゆうさんの「わたしの美しい庭」読了です。 季節限定のカバーもついた、ダブルカバー。 あるマンションの屋上にある神社を軸に、 暮らすひと、守るひと、訪れるひとのはなしが 繋がっていきます。 また泣いてしまった…。

ほろよい読書。

お酒をテーマにしたアンソロジー。 寝る前に少しずつ読みました。 ひとりにハマると、その作家の作品ばかり 読んじゃいます。 それはそれでいいのだけれど、 たまにはアンソロジー。 新しい発見があるので楽しいです。 「ほろよい読書おかわり」もあるので …

常設展示室。

原田マハさんの「常設展示室」。 企画展ではなく、いつもそこにある作品のはなし。 久しぶりに本を読んで泣きました。 遠い昔に見た絵、深く心に刻まれている絵、 その絵を見たから今がある、 今の自分に繋がっている。 そして、先にも繋がっている。 そんな…

司馬遼太郎。

金沢ネタではありませんが。 こないだテレビで岡田准一さんが、 「街道をゆく」を振り返りながらある土地を 訪れていました。 あ〜おもしろそう、読んでみたいなと思いまして。 司馬遼太郎氏は知ってますが、著書を読んだことが なかったので、メルカリで^^;…