あいする金沢。

日々「好き」が増す金沢のこと、私なりに。

兼六園

ラジオ塔。

兼六園のラジオ塔。 ラジオの普及を目的に全国の公共の場所に 備えられたものだそう。 ここからNHKラジオが流れていたなんて、 なんだかフシギな感じがします。 聞いてみたかったかも。 現存するラジオ塔、とても貴重な遺構ですね。

松の傷。

兼六園、梅林の近くの松には痛々しい傷が。 戦争で使用するために松脂を採取した跡とのこと。 松脂は使われることなく戦争は終わりました。 空襲は無かった金沢ですが、受け継がれていく まちなみのそこここに爪跡が残っていること、 忘れずにいたいです。

素心蝋梅。

素心蝋梅が見たくて久しぶりの兼六園。 いい香りなんですねぇ…初めて見る蝋梅は つるんとしてて、まさに蝋細工みたい。 なかなか写真がうまく撮れませんでした^^; こんなにたくさんの梅を一度に見たのは 初めてかもしれません。 舟之御亭で、ひとやすみ。

川口門跡。

広坂にある川口門跡です。 由来書によると、 12代藩主の前田斉広が建てた隠居所 「竹沢御殿」の35門のうちのひとつで、 中に馬場がありました。 だから、馬が通るために階段が 広くなっているとのこと。 たくさんの馬がここを歩いたのですね。 蹄の音が聞こ…

蓮池門跡。

兼六園。 藩主が出入りした「蓮池(れんち)御門」には 松平定信揮毫の扁額が掲げられていました。 ここが当時のいわば正門だったのですね。 正門というよりは藩主しか通れない門、 でしょうか。 そして随身達は随身坂口から。 あ、でも随身は「貴族の外出時に…

鳳凰山。

金沢神社と金城霊澤の間にある鳳凰山。 今朝MROラジオで鳳凰山の話をしていました。 12代藩主の前田斉広が竹沢御殿を建てる時に 全国から珍しい石を集めて 鳳凰がはばたく姿を表現したとのこと。 当時の人々の願いに想いを馳せながら見ると レポーターさんと…

霞ヶ池を。

少し季節外れですが、晩秋の霞ヶ池を。 ここから眺める霞ヶ池はホントに美しい。 兼六園が来週再開すれば季節はもう初夏。 ここからどんな景色が見られるのか、 とても楽しみです。 《兼六園》 金沢市兼六町1 国特別名勝

日本武尊像。

青空に映える日本武尊像。 西南戦争で没した石川県士族の霊を慰めるために 明治13年に建立されました。 屋外の人物像では日本最古の銅像とのこと。 他にも、 本当は別の作者が作成する予定だったとか、 台座の「三すくみ」のおかげで崩れないとか、 鳥のフン…

伯牙断琴の手水鉢。

こちらも夕顔亭の庭にある手水鉢。 5代藩主前田綱紀の依頼で 金工の名工、後藤程乗が作ったとか。 中国の故事を基にしており、 琴の名手の伯牙(はくが)は 友人の死を哀しむあまり琴を弾かなくなり、 その琴を枕に眠る姿をみることができるそう。 この距離で…

竹根石手水鉢。

夕顔亭の庭にある手水鉢。 太古のヤシ類の茎と根の化石で、 真ん中の空洞部分に水が入ります。 竹の根のように見えるから この名がついたそう。 化石を手水鉢として使うとは なんともおしゃれ。 実際に手水鉢として使われていたのかは 謎ですが、想像が膨ら…

夕顔亭。

夕顔亭は、 兼六園に唯一残る藩政期の建物です。 茶室の袖壁に夕顔の透かし彫りがあるので 夕顔亭という名がついたとか。 手前にあるふたつの手水鉢との調和も また美しいです(^^) 《兼六園》 金沢市兼六町1 国特別名勝 夕顔亭・県指定有形文化財

鶺鴒島。

せきれいじま。 兼六園に鳥居?と思い、調べてみると。 陰陽石=誕生、相生の松=結婚、 五重塔=死があり、 人生の三儀式を表しているそうです。 いざなみ、いざなぎの尊が「子どものつくり方」 を鶺鴒から教わったという故事から、 せきれいじまと名付けられ…

氷室跡。

山崎山の裏手にまわると、 ここだけ空気がひんやりとしています。 だから氷室として、 雪を貯蔵しておく場所として、 最適だったのかもしれません(^^) 兼六園は、いろいろな顔を持っていると 改めて感じる場所です。 《兼六園》 金沢市兼六町1 国特別名勝

黄門橋。

兼六園、まだまだ惹かれるところが たくさんあります:^) 黄門橋。 青戸室石で造られた 園内で一番大きな一枚石の反橋です。 一枚の石を、どうやったらこんなに美しい意匠の 橋に出来るのか…ほれぼれします。 青戸室石は苔がつきやすいそうで。 なるほど、側…

根上松。

圧倒的な迫力を誇る根上松。 樹木でありながら、芸術品でもあります。 公式HPによると… 「大小40数本もの根が 地上2mにまでせり上がった奇観。 13代藩主前田斉泰が 土を盛り上げて若松を植え 根を深く土で覆い 成長後に土をのぞいて 根をあらわにしたものだ…

芭蕉の句碑。

山崎山の近くにある芭蕉の句碑、 「あかあかと 日は難面(つれなく)も秋の風」。 芭蕉が金沢に逗留した時は秋だったのかな、 どんな気持ちで詠んだのでしょうか。 野町の成学寺にも同じ句碑があります(^^) 《兼六園》 金沢市兼六町1 国特別名勝

七福神山。

またの名を福寿山。 12代前田斉広の隠居所、 竹沢御殿の書院造りの庭が このあたりにあったとか。 七福神を表した石がそれぞれあるそうです。 ただ、この写真を撮った時は それを知らなかったので、 ひとつひとつを確認しておりません;) 次回への課題という…

雁行橋。

雁が群れをなして飛んでいるように見えるので 雁行橋という名がつきました。 11枚の赤戸室石で造られています。 一枚一枚が亀甲型なので、 またの名を亀甲橋、かりがね橋とも。 以前は実際に橋を渡れたそうですが、 今は渡ることが出来ません…残念。 いや、…

兼六園熊谷。

兼六園熊谷。 確か金沢検定に出たような…^^; 千歳橋のたもとにある、 水戸藩から贈られたと伝わる単弁の緋桜。 枝ぶりが見事です。 いつか、満開に咲いている姿を見てみたいなぁ。 これは、いつかの秋の兼六園熊谷。 「兼六園にある熊谷桜」というわけではな…

月見灯篭。

月見灯篭。 笠も花袋も宝珠も中台も、 すべてが満月のように丸い灯篭。 眺望台の曲水近く、兼六園の中で 月が一番美しく見える場所にあるそうです。 来月になって兼六園が再開したら、 穏やかな気持ちで眺めたいものです。 《兼六園》 金沢市兼六町1 国特別…

兼六園 堤亭。

ゆっくり兼六園を散策したあとのよりみち。 ごまだんごとあったかいお茶で ひとやすみ。 夕暮れ時、石川門を眺めながら 最高に贅沢で幸せな時間でした(^^) 《兼六園 堤亭》 金沢市兼六町1-15

写ルンです。

写ルンですで撮った写真の中で お気に入りの1枚です。 いつかの兼六園にて。 スマホで撮る写真とは また違った魅力があります。 次回行く時には、久しぶりに 写ルンですを持って行こう(^^) 《金沢城・兼六園 四季物語~長月の段》 2020年9月19日(土)~21日(…

夜の兼六園。

昼間に晩秋の兼六園を楽しみ、 夜は幻想的な兼六園を愛でました。 浮かび上がる雪吊り、 そして紅葉の赤。 いつまでも眺めていたい景色です。 今年も、きっと。 《特別名勝 兼六園》 金沢市兼六町1

晩秋の兼六園。

どの季節に訪れても美しい兼六園。 晩秋は美しさひとしおです。 紅葉と、落ち葉の絨毯と、 雪吊りと。 「日本」を代表する景色だと思います。 今年も、きっと。 《特別名勝 兼六園》 金沢市兼六町1

兼六だんご。

いつかの秋の兼六園にて、 出世茶屋さんの兼六だんご。 140年前から変わらない自家製のおだんごは ほっとする味わいでした。 のんびり。 《特別名勝 兼六園》 金沢市兼六町1