あいする金沢。

日々「好き」が増す金沢のこと、私なりに。

文学碑

雪の喪章。

秋のある日、美しい夕日と文学碑を。 浅野川大橋近くに、金沢出身の作家である 水芦光子氏の「雪の喪章」の文学碑があります。 【雪が空からおりてくる日は その雪の襲い方とおなじ速度で 地の底からも響いてくるものがある。 地の底で敲いている鉦の音かも…

明暗を。

香林坊の東急スクエアの前にある小松砂丘の句碑。 俳人でもあり、画人でもあったとか。 なかなか素通りしてしまいそうですが、柳が目印。 この小松砂丘、とてもたくさんの絵を 金沢に残したそうです。 もしかしたらどこかで見てるかも!? 【明暗を 香林坊の …

能登。

ふるさと偉人館前の文学碑、「能登」。 杉森久英氏は、「杉森デンキ店」と呼ばれるほど 伝記を数多く執筆した作家です。 「天皇の料理番」も杉森氏。 確かドラマの主演は佐藤健さんだったっけ… それくらいの知識しかありません。 【新らしい官舎は、芳雄の学…

性に眼覚める頃。

千日町の雨宝院前にある文学碑。 ここ、雨宝院があり、文学碑があり、 千日町のまちしるべもあり、見どころ満載です。 性に眼覚める頃の作者で金沢三文豪の一人、 室生犀星は雨宝院で幼少期を過ごしたので ここに文学碑があるのでしょう。 近くの生家跡には…

市之丞と青葉。

観音坂には金沢出身の作家、森山啓の 「市之丞と青葉」の文学碑もあります。 作品を読んだことはありませんが… 卯辰山や浅野川、そして観音坂あたりが 舞台になっているようです。 【市之丞は、元気な声で青葉に笑いかけた。 崖の上には、もう最前の男女の姿…

化鳥。

暗がり坂から中の橋へ向かいます。 中の橋は泉鏡花「化鳥」の舞台とされた場所で、 近くには「化鳥」の一節の碑が。 そして金沢市眺望点にも指定されています。 ここからの眺めは素晴らしいですが、 橋自体も大好きです。 【「吹込みますから、お前も此方へ…