あいする金沢。

日々「好き」が増す金沢のこと、私なりに。

雪の喪章。

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秋のある日、美しい夕日と文学碑を。

浅野川大橋近くに、金沢出身の作家である

水芦光子氏の「雪の喪章」の文学碑があります。

 

【雪が空からおりてくる日は

その雪の襲い方とおなじ速度で

地の底からも響いてくるものがある。

地の底で敲いている鉦の音かもしれない。

〜略】

 

雪とは、美しいだけではないことを

予感させるような一節です。