あいする金沢。

日々「好き」が増す金沢のこと、私なりに。

建物

小堀遠州像。

銭五の館に展示してある小堀遠州像。 歴史を勉強していて出てきた名前だったので、 「おぉ」。 3代利常公や4代光高公に茶の湯を教え、 「綺麗さび」ということばを創り上げた 優れた茶人だったとのこと。 キリリとした中にも優しさを感じられるお顔。 まさか…

夜の石川四高記念文化交流館。

青空に映える四高記念館も好きですが、 雨に濡れたこんな夜の風景も好きです。 しっとりとして落ち着きます。 細部の意匠も美しい。 《石川四高記念文化交流館》 金沢市2-2-5

銭五の館。

銭屋一族の現存する屋敷の一部を移築して 当時の様子を再現した「銭五の館」。 記念館よりも興味深いモノか多く、 ずっとキョロキョロしていました:^) 高い天井に太い梁が巡らされていたり、 二階の部屋は優しい色合いだったり、 屋根裏のような部屋には 紙…

銭屋五兵衛記念館。

「海の豪商」や「海の百万石」と 呼ばれていた商人、銭屋五兵衛。 わかりやすく解説した映像が流れていたり、 北前船の模型が展示されていたり、 とても見応えがありました。 大野湊神社から続き、 目の前には大野湊緑地公園が広がっています。 今はどんな花…

中屋彦十郎薬舗。

天正7年(1579)創業の老舗です。 藩政期には町年寄を歴任し、 明治時代の天皇北陸東海巡行の時には 天皇陛下の行在所になったとのこと。 旧建物は金沢老舗記念館として使用され、 今も当時の様子を見ることが出来ます。 たまたま前を通りかかり、 あ、もし…

ノーム。

ふるさと偉人館の入口にある石像。 こびとのようにも妖精のようにも見えます。 読むと、アドレナリンやタカジアスターゼを 発見した高峰譲吉氏の研究所にあった 「ノーム」という 北欧神話中で地中の宝を守る地霊だそうです。 守り神として この地を守ってく…

金沢ふるさと偉人館。

何時間いたでしょうか:^) 最初は、ひとりひとりじっくり解説を 読んでいましたが、時間が足りなくなり 最後はナナメ読みで…。 丸一日かけてゆっくり見学したいところです。 今までの企画展のポスターも とても見応えがあります(^^) 楽しすぎる〜 《金沢ふる…

飛翔。

“穏やかな日差しの中、 二羽のカモメが凪の海を悠々と羽ばたく姿を 表している。 蒔絵技法とともに白いカモメを卵殻で 仕上げることで、緻密な技法を 大胆な構図の中に表現している作品である。” カモメがうれしそうに飛んでいるように 見えます(^^) 全て海…

波頭文。

“時間の経過とともに、 下から上へと広がっていく様を表している。 ケヤキの木目と加飾挽きの大胆な構図の 調和により、 躍動感のある作品である。” 「塗りの輪島」「蒔絵の金沢」「木地の山中」。 木目の美しさを最大限に引き出す山中漆器、 ゆっくり選んで…

松林とカモメ。

“加賀の名勝尼御前。 松林の向こうに見える白波に、 陽光が当たりきらめく中、 その光を追ってカモメが戯れる様を表している。 写生調で自然の美しさをそのまま 切り取ったようなデザインが特徴的な 作品である。” 日本画をみているよう。 思わず、おぉ…と声…

波遊び。

“金石の海。 沖から吹く風にあおられ波が立つ中、 数羽の千鳥が、翼いっぱいに風をはらみ、 波と遊ぶ様を表している。 伝統にとらわれず、大胆な色使いと 現代的な意匠が特徴的な作品である。” 加賀友禅というと、加賀五彩を中心に 色鮮やかな中にも上品さを…

航海を終えて。

“陽の光を浴びながら、長旅を終え、 今まさに金沢港に入ろうとするクルーズ船を 一羽の海鳥が歓迎している様を表している。 船を真上から見下ろす大胆な構図と 無鉛釉薬の優しい発色が 絶妙なバランスとなっている作品である。” 全部素晴らしいですか、 私は…

能登外浦の春秋。

“過ごしやすい春と秋の穏やかな外浦の海で、 風に誘われ、カモメの群れが楽しむ様を 表している。 釉裏金彩により春秋の季節感が鮮やかに 表現されている作品である。” もうすぐ春、同じようにカモメが 楽しそうに飛びまわる光景を 見ることが出来るのでしょ…

玉響(たまゆら)。

“日が落ちた輪島の海。 月明かりが静かに動く波間を優しく照らす様を 表している。 月を沈金技法の点彫りで、その周りを沈黒、 波を浮線象嵌で仕上げることで、 現代的でかつ繊細さが表現された作品である。” じっくり見ていると、 輪島の海の夜が浮かんでき…

煌めき。

金沢港クルーズターミナルの1階にある 伝統工芸シンボルモニュメント。 どれも素晴らしいので、ひとつずつ。 下記、公式HPからの紹介文をお借りしました。 “秋の千里浜。 穏やかな海にゆっくりと沈む夕陽に照らされ、 水面が鮮やかに光る様を表している。 沈…

金沢港クルーズターミナル。

曇り空でしたが、とても気持ちいい眺めでした。 「金沢」がぎゅっと詰まったサンドアートが。 ひゃくまんさんがかわいい(^^) 客船が接岸して、たくさんの人で賑わう日が 早く来るといいな。 《金沢港クルーズターミナル》 金沢市無量寺リ- 65

金沢くらしの博物館 その2。

訪れた時、見学していた方は2、3人でしょうか。 静かな館内で、ゆっくりと見学することが 出来ました。 狭いながらも魅力的な意匠の廊下、階段。 どこか懐かしい道具や家電の数々。 金沢の伝統玩具。 時間が経つのも忘れて見入ってしまいました:^) またぜひ…

金沢くらしの博物館。

うっすらピンクの建物が可愛らしい 金沢くらしの博物館。 明治32年(1899)に 石川県金沢第二中学校として 建設されました。 愛称は三尖塔校舎というそうです。 くらしの博物館というだけあって、 展示品も興味深いものでした(^^) 《金沢くらしの博物館》 金…

旧ウィン館。

アメリカ人宣教師の トマス・ウィンが設計して自邸とした建物で、 明治24年(1891)に建てられました。 くらしの博物館の帰り道、 偶然見つけてテンションアップ! 写真を撮ってから気づきましたが、 これは同窓会会館で、 ウィン館はこの奥にあるのですね:^…

自由軒。

ひがし茶屋街の入口にある洋食のお店。 雰囲気ある外観です。 明治42年創業だそうです! オムライスをいただきました。 中のごはんは、チキンライスではなく、 確か醤油味の炒めごはんでした。 きっと昔から変わらない味なんでしょうね、 とてもおいしかった…

国立工芸館。

今日のEテレの日曜美術館は国立工芸館特集。 テレビの前に正座して鑑賞しました(^^) すべて素晴らしく、ますます実物を この目で見たくなりました。 特に、漆聖と言われた松田権六の作品を 見たい…。 大雪が心配です。 これ以上被害か大きくなりませんように…

金沢海みらい図書館。

こんな図書館が近所にあったら 毎日でも通うのに…と、 以前写真を見た時から気になっていた図書館。 実物を見て中に入ったら ますますそう思いました。 遠くに建物が見えた時、 「おぉ〜」と、思わず言っちゃいました(^^) 2014 年アメリカの旅行ガイドの 「…

金沢菓子木型美術館。

金花糖の最古の木型を見たくて 森八本店の金沢菓子木型美術館へ。 精巧に作られた木型は 芸術品と呼べるほど素晴らしいものでした。 他にも江戸時代からの木型が たくさん展示してあり、まさに美術館。 森八さんの歴史を物語っているようです。 1階に森八本…

寺島蔵人邸。

大手町の裏通りに佇む寺島蔵人邸。 いつかの金沢ナイトミュージアムの時に 訪問しました。 今なお残る、藩政期の中級武士の屋敷は 一歩入るとタイムスリップしたかのよう。 画家としても大成した寺島蔵人、 美しい作品も見ることが出来ます。 何度か訪れてい…

谷口吉郎・吉生記念金沢建築館。

谷口吉郎生家跡に去年開設した 国内初の建築美術館です。 設計は谷口吉生氏。 訪れた時は、谷口吉郎氏の年表と共に 今まで設計した建築物の写真が 展示されていました。 再現されている、 迎賓館赤坂離宮和風別館「遊心亭」の 天井の意匠も見事です。 吉郎氏…

いしかわ赤レンガミュージアム。

石川県立歴史博物館と加賀本多博物館を いしかわ赤レンガミュージアムと 総称しています。 明治42年(1909)から陸軍兵器庫として 3棟が順次建設され、 かつては金沢美術工芸大学の校舎としても 使用された建物。 当時からほとんど同じ姿で、 今も褪せることな…

金沢市老舗記念館。

藩政時代から南町で薬屋を営んだ 「中屋薬舗」を移築改修した建物です。 薬舗時代の様子が再現されていたり、 2階にはどこか懐かしい展示物が たくさんありました。 「老舗」とは愛されて永く営まれると いうことなのでしょう、 それを感じました(^^) 《金沢…

鈴木大拙館 紅葉と雪吊りと。

この日は晴天。 青空に白が映えます。 そして紅葉と雪吊り。 やわらかな日差しの中、 気持ちの良い風が吹いていました。 《鈴木大拙館》 金沢市本多町3-4-20 設計 谷口吉生 (鈴木大拙館で第33回村野藤吾賞受賞)

鈴木大拙館。

大好きな場所はたくさんありますが、 ここもそのひとつです。 県立美術館から美術の小径、 緑の小径を通って行くのが一番好き。 この日は確か曇り空、初夏のある日。 《鈴木大拙館》 金沢市本多町3-4-20

石川四高記念文化交流館。

香林坊から左に曲がると 真っ先に見えるこの建物。 レンガ色の姿にいつも癒されます。 ただ通り過ぎるだけの時もあれば、 公園のベンチでゆっくり眺める時も。 いつも変わらずそこにある、 安心する存在です。 まだ中に入ったことがないので じっくり時間を…