ひがし茶屋街にあるお茶屋美術館、
縁あって先日訪問しました。
代表的なお茶屋がそのまま残っている
貴重な建物とのことです。
2階の客間といい、1階の展示品といい、
藩政時代から受け継がれてきたとは
思えないほど鮮やかで、
歳月の流れを感じさせないものが
ありました。
金沢検定受験翌日の訪問だったので、
今までの勉強で名前だけ知っている
藩政期の工芸家の加賀蒔絵や加賀象篏等を
間近に見ることが出来て興奮気味でした。
また、中庭を臨む2階の縁側は
なんともいえない風情があり、
雑誌などの撮影に使用されたというのも
頷けます。
これからもずっとこのままの
姿を保っていくのは大変な努力と
労力か必要だと思いますが、
このまま変わらずにいて欲しいです。
1時間以上滞在したでしょうか、
まだまだ時間が足りなかったので
写真はありませんが。
中庭の水琴窟は、今まで聞いたことの
ないような繊細な音色で、
とても癒されました。
「びらびら簪」、揺れる飾りがついている
簪の名称なのですが、
一度聞いたら忘れられない名前です(^^)
《お茶屋美術館 旧中や》
金沢市東山1-13-7